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木村 光佑

木村(1936-) は、京都市立美術大学(現:京都市立芸術大学)日本画科卒業後、広告代理店にてグラフィックデザイン制作に携わった後、デザイン会社を設立し、デザイナーとして活躍しながら作家に転向した。日本経済の高度成長と同時に美術の大衆化が顕著となる中、木村氏は30 歳を越えた1968 年に作家としてデビューを果たしたのだ。

 

シルクスクリーンや写真製版をはじめ多様な製版・印刷の最新技術を駆使し、現在社会の虚像と実像入り交じる様々なイメージを重ね合わせることで、情報過剰な同時代人の視覚的経験を作品化してみせた木村は、デビューと同時に「時代の申し子」として立て続けに国際コンクールでの受賞を重ねていった。一方で、木村の自由な版表現への挑戦は、当時の日本版画界においては異色であり、版画の範疇や概念に関する議論を巻き起こした。

 

1987 年には、京都工芸繊維大学工芸学部教授に就任。大学教授として若い才能を育てる傍ら、「科学と芸術」の融合について探求しつづけ、1998 年には第9 代学長に就任。1999 年には紫綬褒章を受章。

コレクション

東京国立近代美術館

京都国立近代美術館

国立国際美術館

箱根・彫刻の森美術館

和歌山県立近代美術館

栃木県立美術館

町田市立版画美術館

福岡市美術館

京都市美術館

北海道立美術館

群馬県立近代美術館

宇都宮美術館

東広島市立美術館

ニューヨーク近代美術館

サンフランシスコ美術館

フィラデルフィア美術館、

シンシナティ美術館

リュブリアナ美術館

クラコウ美術館、

フレドリックスタッド美術館

ブラッドフォード美術館

イビザ美術館

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