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  メッテ・ヴァングスガード

「リキッドサンシャイン」 

2017年9月15日(金) ~ 10月14日(土)

閉廊日:毎週 日・月・火曜、開廊時間:12:00~19:00

レセプション・パーティー:9月15日(金) 18:00~ 

このたびYOD Galleryでは、マリー・キアケゴー・ギャラリー(Marie Kirkegaard、デンマーク)との共同プロジェクトとしてメッテ・ヴァングスガード(Mette Vangsgaard, b.1968,デンマーク)の個展「リキッドサンシャイン」を開催いたします。

  メッテ・ヴァングスガードは、絵画をベースに彼女自身の飽くなき探究心から陶、ガラス、油彩、水彩、木版など様々な素材を用い、立体・平面の枠を超え表現するコペンハーゲン在住の作家です。彼女の作品は、ごく私的な記憶や経験の可視化をモチーフに、人類の進化や文明化、共存、孤独感、公共空間、現代社会の思考、新たな建設に向けた古い環境の淘汰など、より大きな現代の問題について語りかけます。ぜひこの機会にご高覧ください。

  - 作家ステイトメント -

メッテ・ヴァングスガード 「リキッドサンシャイン」
  
スカンジナビアの気候は変化し、四つあった季節が一つになりつつあります。これまでにない程雨が降り、嵐が起こります。スカンジナビアに生息するヤマキチョウ、クジャクチョウそしてそれに似た蝶たちは、この気候変化により失われようとしています。「リキッドサンシャイン」は我々人間がどのように自然やその変化を知覚するのかを探っていきます。

YOD Galleryにて今回展示の作品は、著名なデンマーク詩人インガー・クリステンセンによる“蝶々の谷:レクイエム”という詩からインスピレーションを受け制作したものです。展示は陶器、ガラス、布を用いたインスタレーション、そして水彩画から構成され、雨粒、水の反射、土砂降り、記憶の中の雨景色にまつわる私的な物語を描き出しています。
  
思考に始まり、新たな傾向は我々の生活をどのように再定義し続けているのか、公共空間が我々の社会に対する見識をどのように方向付けるのか、そして我々の自然に対する認識といったことに至るまで、本展の作品は西洋文明そして現代の日常に関する多彩な物語を生み出します。 

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