三木 陽子
三木は、1963年兵庫県生まれ。現在は京都府を拠点に活動している。 大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸専攻卒業後、大阪芸術大学芸術学部芸術専攻科工芸専攻修了。自らの手により陶で制作したオブジェに、相反する概念を持つ工業製品を組み合わせた作品を壁面に張り巡らせ、全体的な場を形成することにより、身体の内部にある無意識の領域に訴えかけるインスタレーションを制作する。
彼女は、日常生活の中に潜む見えない世界の存在に対して自身が抱く感情を掘り下げ、「闇や境界」をテーマとし、表現活動を行っている。生と死、意識と無意識の間の境界という概念が、彼女の主題の根底にあるのだ。 さらに、黒と白に限定された彼女による色の選択は、陰陽や表裏といった思想を物語っている。
CV
1963年 兵庫県生まれ
1986年 大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸専攻卒業
1988年 大阪芸術大学芸術学部芸術専攻科工芸専攻修了
2021年~大阪芸術大学芸術学部工芸科陶芸コース客員教授
【主な個展】
1988年 ギャラリー白 (大阪)/'90
1993年 ギャラリーマロニエ (京都)/'95,'97
2002年 ギャラリータフ (京都)/'06
2005年 ヴォイス・ギャラリーpsf/w (京都)/'07
ストリートギャラリー (兵庫)
2008年 麻布十番ギャラリー (東京)
2009年 ギャラリー揺 (京都)
2010年 INAXガレリアセラミカ(東京)
2011年 なうふ現代(岐阜)/'13
2019年 Note Gallery(大阪)
【主なグループ展】
2010年 「蛙、はねる、水無展」~アーティストによるカエルコレクション~(阪急うめだ本店,大阪)
セミノミセーSEMIMESー(The 14th.MOON,大阪)
2011年 二・五次元ー絵画考ー(ギャラリーマロニエ,京都)/'12, '13, '14, '15
モノトーンのかたちー陶芸の領域にある表現ー(YOD Gallery,大阪)
カエル大合唱展(伊丹市立工芸センター,兵庫)
ガレリアセラミカの夏 器・小さなオブジェ・道具展(INAX ガレリアセラミカ,東京)
2012年 「わんの形」展多治見文化工房(ギャラリーヴォイス,岐阜)
7TYPESー現代美術の今ー(松坂屋名古屋店第一画廊,名古屋)
~OSAKAギャラリーセレクション~ 女性アーティストたちの視点(梅田阪急百貨店アートステージ,大阪)
岐阜と宇宙民藝(なうふ現代,岐阜)
日仏交流現代美術展2014(MI gallery,大阪)
Cadeaux de Noël :: 2015(ESPACE JAPON,Paris 10e)
『nijimu』~滲む~(SEN&GALLERY,大阪)
フェイク・フェイント(waltz. wine café_gallery,静岡)
「漆石陶金」~素材と表現~個の関わり(ギャラリーマロニエ,京都)
CAVE PARTY(スタジオ1928,京都・なうふ現代,岐阜)
TIN展(SEN&GALLERY,大阪)
2017年 二・五次元ー絵画考ーFinal (ギャラリーマロニエ,京都)
干支の戌と干支のいない猫の集い(ギャラリー白,大阪)
2018年 ART LIFE FAIR (カンディーハウス,名古屋)
CAVE PARTY-kitchen-(同時代ギャラリー実験shop,京都)
陶金漆ー素材と表現ー(伊丹工芸センター,兵庫)
Hello happiness,bye-bye sadness(KOBE STUDIO Y3)
2019年 VvK24 宮田彩加キュレーションどうかしてる日常(KUNST ARZT,京都)
2020年 本気のTシャツ展(伊丹工芸センター,兵庫)
【公募展】
1986年 朝日現代クラフト展 (東京, 大阪)
八木一夫賞現代陶芸展'86 (京都, 大阪)/'87
第1回 国際陶磁器展美濃'86 (岐阜)
2004年 公募 京都芸術センター2004 "How would you make the world better? " (京都)
2014年 台湾国際セラミックス・ビエンナーレ2014 (新北市鶯歌陶磁博物館,台湾)
2017年 清流の国ぎふ芸術祭Art Award IN THE CUBE(岐阜県美術館,岐阜)
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