4-9-15, Nishitenma, Kita-ku, Osaka,

Japan, 530-0047

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Open: 12:00-19:00 | Mon-Sun




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《過去の展覧会》

□ 2017年12月23日(土)→2018年1月27日(土) 刺繍する犬個展「無効化された音の装置」
□ 2018年4月13日(金) →2018年5月12日(土)  10周年記念展『十』
□ 2018年6月8日(金) →2018年7月28日(土)  勝又公仁彦 個展  『Right Angle -white next to white-』

□ 2018年8月24日(金) →2018年9月15日(土) 廣瀬敏史 『For-ma-ti-o-n』

□ 2018年9月29日(金) →2018年10月20日(土) 山本雄教『青いテントと五つの輪』





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□ 刺繍する犬個展「無効化された音の装置」

      2017年12月23日(土)~ 2018年1月27日(土)



■ 展覧会名 「無効化された音の装置」

■ 出品作家 刺繍する犬

■ 会  期 2017年12月23日(土)~ 2018年1月27日(土)
  閉廊日:毎週日曜日、開廊時間:12:00~19:00
      2017年12月29日(金) - 2018年1月7日(日)の間は年末年始休暇。

■ 会  場 YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
  www.yodgallery.com
  info@yodgallery.com


■ レセプション・パーティー
      12月23日(土) 18:00~ レセプションパーティー YOD Galleryにて

■ お問い合わせ
  YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
      E-mail: info@yodgallery.com
  ※画像データなどご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

□ 趣旨
  このたびYOD Galleryにて弊廊では初めてとなる刺繍する犬 (Stitch Dog) 個展「無効化された音の装置」を開催いたします。

  その昔、女性を社会活動や政治活動から疎外する為にあてがわれたという説もある手仕事「刺繍」は、女性の労働の象徴と捉えられた事もありました。その技法を敢えて用いる彼女にとっては諸刃の剣のような表現手段であり、彼女自身の美徳や力強さをも表現しています。パソコンや電子機器の基板などをモチーフとし、一針、一針貫かれ「転写」される作品は、決して「ソフト」や「軽い」といった形容詞が当てはまらず、彼女が感じる抑圧に対する抵抗を、素材の転換を通して表現しているように思われます。

  本展では分解され内部が刺繍された音響機器や基板、ゼラチンに閉じ込められた音の波形、鉛で封じ込められたターンテーブルなど、目に見えない音が可視的でソリッドな「無効化」されたものとして表現されています。包むことにより音を遮断するという行為は、目に見えない社会的抑圧への抵抗が仮託されると同時に、社会システムの中で護られることのない声なき声がこだまする現状を示唆し、能動と受動が混在する作品の中で鑑賞者の観点が問われます。

  手仕事と大量生産。美術と工芸。社会にコントロールされた雄性と雌性。このような二元論のはざまで抵抗し、解放されていく刺繍作品を、是非この機会にご高覧ください。



□ 刺繍する犬(Stitch Dog) プロフィール

大阪生まれ
京都嵯峨芸術大学 卒業
2007年より創作活動開始


[主な個展]
2010年 SOLO EXHIBITION、浜崎健立現代美術館、大阪
2011年 SOLO EXHIBITION、浜崎健立現代美術館、大阪
2013年 SOLO EXHIBITION、SPES-LAB、恵比寿、東京


[主なグループ展]
2010年 MAKE:Tokyo Meeting 06 、東京工業大学 、東京
2012年 Maker Faire Tokyo、日本科学未来館 、東京
2014年 Young Art TAIPEI、YODギャラリーから出展、台湾
2014年 Group EXHIBITION、Tambourin Gallery、青山、東京
2014年 Group EXHIBITION、Galaxy gallery、大阪
2015年 Young Art TAIPEI YODギャラリーから出展、台湾
2015年 group EXHIBITION、Links Gallery、大阪
2016年 VOLTA 12、YODギャラリーから出展、バーゼル、スイス
2016年 ライゾマティクス主催「ANALOG」Vol .01、東京












□ 10周年記念展『十』

      2018年4月13日(金) – 2018年5月12日(土)



■ 展覧会名 10周年記念展『十』

■ 出品作家 
   浅香弘能 上須元徳 川又仁奈 桑島秀樹 服部正志 樋口新
   藤井健仁 佐竹龍蔵 刺繍する犬 柴川敏之 新野洋 蛇目
   藤原正和 町田夏生 松原秀仁 向井正一 村田彩

■ 会  期 2018年4月13日(金) ~ 2018年5月12日(土)

■ 開廊時間:12:00~19:00、会期中無休

■ 会  場 YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
  www.yodgallery.com
  info@yodgallery.com


■ レセプション・パーティー
    4月13日(金) 18:00~ レセプションパーティー    YOD Galleryにて


■ お問い合わせ
  YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
      E-mail: info@yodgallery.com
  ※画像データなどご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

□ 趣旨
  この度は、YOD Galleryにて10周年記念展『十』を開催いたします。本展は弊廊取り扱い17名によるグループ展で、『十 』をテーマにした作品を発表いたします。各々が象徴的または視覚的に『十』を読み解き、自由な発想で展開した新作を発 表いたします。

  数としての『十』は人間の指の本数であり、指でかずを数える私たちには親しみ深い数字です。身体そのものから成り立 つ数字である『十』を根本的な数だと感じるのは、生物ならではの本能かもしれません。このため流れゆく時の中、『十年 』は当然祝うべき立石と感じ本展を企画しました。指折り数えることは、身体へと拡張された認知であり、物質である身体 に頼りながら物質を超えようとする人間の発現である。これは物質を用いて物質を超越せんとする、芸術の本質とも共通 します。

  この10年間、弊廊は作家の成長を見守るとともに、また彼らの表現に刺激を受け成長を続けてきました。歩んできた10 年間に感謝し、そしてこれからの10年間に期待を込めた本展を通し、弊廊の芸術観をご堪能頂けましたら幸いです。この 機会にぜひ高覧ください。


 



□ 勝又公仁彦個展『Right Angle -white next to white-』


      2018年6月8日(金) – 2018年7月28日(土)



■ 展覧会名 『Right Angle -white next to white-』

■ 出品作家 勝又公仁彦

■ 会  期 2018年6月8日(金) – 2018年7月28日(土)

■ 開廊時間:12:00~19:00、会期中無休

■ 会  場 YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
  www.yodgallery.com
  info@yodgallery.com


■ アーティストトーク
     勝又公仁彦 X 松本久木 (アートディレクター/デザイナー/松本工房代表)
     6月8日(金) 19:30-21:00 YOD Galleryにて


■ 出版記念ブックサイニング
     6月8日(金) 21:00- YOD Galleryにて


■ クロージング
     6月30日(金) 18:00- YOD Galleryにて

 

■ 写真集新刊『Right Angle -white next to white-』発売中  

   詳しくはコチラ: http://www.kunihikokatsumata.com/online_shop.htm


■ お問い合わせ
  YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
      E-mail: info@yodgallery.com
  ※画像データなどご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

□ 趣旨
  このたびYOD Galleryでは、勝又公仁彦の個展『Right Angle - white next to white -』を開催いたします。

  「デジタル化により写真の明証性が失われた現在においても、カメラとレンズによる写真はその対象とする世界を客観的に正確に写し撮っていると思われているきらいがある。確かにそのような機能はあるのだが、一つ目のレンズによるカメラに捉えられた刹那、目の前の三次元の対象世界は二次元のイメージに変換されている。つまり現実に基づきながらも、写真に写る世界は現実とは別の何者かに変化している。」と、勝又は語る。

  建築物の一部を切り取って撮影された『Right Angle』シリーズの作品は、一見抽象絵画に見えてしまう。せめぎ合う面と面の縁は線に変換され、建物という三次元空間は二次元になり、抽象に近づく。三次元と二次元が交差し、同時に存在しているかのような不思議な空間が出現する。

  視覚とは、目に入る連続した光を脳が処理して間接的にイメージを作り上げるプロセスである。それに対しカメラの受光部に写す光景を固定化する写真は、生物的な視覚が作り出したものよりも、直接現実を写し出したものである。しかし、写真は現実のある瞬間の光だけを切り撮った部分にしかすぎない。また、写真に写っている物を操れば、嘘を現実に見せられるという恐ろしい力も秘めている。極端に現実を切り抜き、別物に変わっていく勝又の写真は、「自分の目で確かめないと真実は見出せない。」と言わんばかりに、その素材の本性を明らかにするかのようである。

   本展は、勝又の新しい写真集の刊行に関連した企画展で、初日にはトークイベントも開催いたします。ぜひこの機会にご高覧ください。

 

 



□勝又公仁彦 (かつまたくにひこ) プロフィール

 

早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。

大学在学中より文芸、絵画、写真、映像、音楽などの作品制作を始める。国内外で様々な職業に従事した後、作品発表を開始。インスタレーションから出発し、現在では写真を中心とした映像メディアで作品を制作。多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」「空間」「認知」などをサブテーマに、常に写真と映像の構造に触れる作品を展開。日常の中に現象しながらも知覚される事の無かった世界を掬い取ることで、観る者を新たな認識へと誘うとともに、歴史・社会・文明への批評的な暗喩を込めた作品制作を続けている。


[主な個展]

1998年 「Light - Sight| × |inside – outside」(ギャラリーくるせ、大阪)
1998年 「天使とともに瓦礫の山の中を」 (ギャラリーテオリア、大阪)
1999年 「Phases」(コニカプラザ、東京)
2000年 「Phases」(The Third Gallery Aya、大阪)
2001年 「Unknown Fire」(Studio J、大阪)
2004年 「Skyline」(Pastrays、横浜)
2005年 「硫黄島へ -玉砕の島Vol.1-」(銀座ニコンサロン、大阪ニコンサロン)
2005年 「Iwojima」(ギルドギャラリー、大阪)
2006年 「Natura Morta」(ライカギャラリー・ソルムス、ソルムス、ドイツ)
2008年 「Dwelling」(世田谷美術館主催:世田谷美術館区民ギャラリー、世田谷文化生活情報センター生活工房、東京)
2009年 「勝又邦彦展」(ブルームギャラリー、大阪)
2011年 「勝又邦彦展」(六本木ヒルズクラブ、東京)
2012年 「dimensions」(表参道画廊、東京)
2014年 「Plura-Monism」(KOKI ARTS、東京)
2015年 「Hotel Windows」(Studio Sori、東京)(橘画廊、大阪)
2016年 「the dimensions of “Right Angle”?」(ギャラリー富小路、京都)
2017年 「cities on the move」(雅景錐 京都)
2017年 「勝又公仁彦作品展」(un petit GARAGE、東京)
2018年 「PCSアーカイブ#1 勝又公仁彦≪Phases s.v.「≪Unknown Fire」」(相模原市民ギャラリー、神奈川)
2018年 「Skyline」(IGフォトギャラリー、東京)
2018年 「Perceive right-angled planes」(KOKI ARTS、東京)


[主な受賞]

2001年 さがみはら写真新人奨励賞
2005年 日本写真協会新人賞 [主な出版物]
2008年 『Skyline』 (Yumi Yamaguchi Contemporary Art Labo.)
2012年 『CITIES ON THE MOVE Ver.2012』 (Media Passage)
2015年 『Hotel Windows』 (shadowtimes/電子書籍)
2018年 『Right Angle –white next to white-』 (Media Passage)


[主なコレクション]

東京国立近代美術館
世田谷美術館
沖縄県立博物館・美術館
上海視覚芸術学院(中華人民共和国)
相模原市(神奈川県)
清里フォトアートミュージアム(山梨県)
株式会社資生堂

 


 


□ 廣瀬敏史 『For-ma-ti-o-n』

 

      2018年8月24日(金) – 2018年9月15日(土)



■ 廣瀬敏史 『For-ma-ti-o-n』

■ 出品作家 廣瀬敏史

■ 会  期 2018年8月24日(金) ~ 2018年9月15日(土)
■ 開廊時間:12:00~19:00、休館日:日曜日


■ 会  場 YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
  www.yodgallery.com
  info@yodgallery.com


■ レセプション | 2018年8月24日(金) 17:30-

■ お問い合わせ
  YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
      E-mail: info@yodgallery.com
  ※画像データなどご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

□ 趣旨


   このたびYOD Galleryでは、廣瀬敏史『For-ma-ti-o-n (フォルマチオン)』 展を開催いたします。

   廣瀬敏史( 1971年岐阜生まれ、東海学院大学 准教授)は1996年から7年間ドイツに渡り、帰国後も立体と平面作品を問わず建 築的要素を作品に取り入れながengl素とは『組み立てる(独[Bau])』という ことである。“Bau”という組み立てる行動には同時に、増殖していく方向性と、0まで解体される方向性が常に含ま れている。この相対する要素を関連づけることで、作品にダイナミズムや複合性が表れる。

   廣瀬敏史はBauhaus(バウハウス)の創始者ヴァルター・グロピウスの哲学に共感している。グロピウスは、自然 と芸術は対立するものであると述べる。『自然と同化するのではなく対峙することで、私たちは自分が無限の空間 の部分に属することを感じ、そこから新しい共同体が生まれてくる。この考え方は、それまでのヨーロッパの人間 中心的な自我とは全く異なる個と全体の関係性と言え、私が最も共感するところです。』と、廣瀬は語る。そして 、建築的構造物を無限な宇宙の中での自分の居場所を理解するための道具と考えている。

   そのように廣瀬は、建築物を単なる構造物ではなく、場や共同体を象徴するものと捉え、周囲の環境の変化や都 市の成長のプロセスを視覚化した作品や空間を作る。作品は、ショッピングセンターや遊園地、植物園、カフェと いう身近な町の光景である。このような共同の場は、あらゆる人や物の出入りによって、初めて意味を持つ空間と なる。中立的であり、常に私たちが求めていることに合わせて変化していく。この要素に無限の可能性を感じる廣 瀬は、自分自身の世界観を作品に表現すると同時に、周囲の空間への影響を意識することを通して、観覧者が作品 の世界を自由に出入りし、写されている光景をそれぞれの思考で満たし、個々の『場』を形成[formation]するよう に誘いだす。ぜひこの機会にご高覧ください。



□ 廣瀬敏史(ひろせとしふみ) プロフィール

1971年 岐阜市生まれ

[学歴]
1990年 岐阜県加納高等学校美術科卒業

1994年 国立東京芸術大学美術学部彫刻科(学士)

1996年 デュッセルドルフクンストアカデミー(聴講生)

2003年 クンストホーホシューレ(修士)

 

[受賞歴]

2000年 レムゴヤングアート

2001年 大賞、レムゴ(ドイツ)

2003年 レオ・ブロイヤー賞 大賞、ラインランド州ミュージアムボン、ボン

2012年 Indexベーレンベルグ賞、クンストハウス、ハンブルグ

 

[奨学金]

2000年 アーティスト・イン・レジデンス シュロスプルショウ、メクレンブルグ

2005年 アー ティスト・イン・レジデンス エッカンフェルデ、エッカンフェルデ

2010年 平成22年度文化庁新進芸術家海外派遣研修員、文化庁

 

[主な個展]

2002年 「Roundage」アイヒェンムラーハウス、レムゴ
2003年 「Implemental Square」クンストハウス、カッセル
2006年 「Rosengarten」クンストラーハウス、エッカンフェルデ
2009年 「Sono -Utopia Garten-」ミキコサトウギャラリー、ハンブルグ
2012年 「Himmelszelt」ミキコサトウギャラリー、ハンブルグ
2014年 「Fly」ギャラリースザンネボーメスター、リューゲン

主なグループ展:
2003年 「A.G」シュロスプルショウ、メクレンブルグフォアポメルン
2005年 「View from abroad」シュタットギャラリーキール、キール
2007年 「美食同源」、バンクアート横浜、神奈川
2008年 「A+A」、アプリュス、東京 
2010年 「Winter」ミルヒホーフ、ベルリン
2011年 「The coop」ギャラリースザンネボーメスター、ベルリン/リューゲン
2011年 「RE: Amsterdam」ギャラリー10、アムステルダム
2013年 「Eindruck」シュピナイミュージアムハレ14、ライプチヒ
2013年 「Neuland!」クンストハウスエムデン、エムデン
2015年 「Gifu DNA」岐阜県美術館
2016年 「うたとなる言葉とかたち」郡上フィールドミュージアム
2017年 「Circus Circus」ギャラリーCircus eins、リューゲン
2017年 「narrativ」クンストハレリューネブルグ、リューネブルグ



 



 

 

 

 

 

 

□ 山本雄教『青いテントと五つの輪』

 

      2018年9月29日(土) – 2018年910月20日(土)



 

■山本雄教『青いテントと五つの輪』

■出品作家 山本雄教

■会  期 2018年9月29日(土) ~ 2018年10月20日(土)
■ 開廊時間:12:00~19:00、休館日:日曜日

■会  場 YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
  www.yodgallery.com
  info@yodgallery.com


■レセプション | 2018年9月29日(土) 18:00-

■お問い合わせ
  YOD Gallery
  530-0047 大阪市北区西天満4-9-15  TEL/FAX 06-6364-0775
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  ※画像データなどご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

□ 趣旨
 

   このたびYOD Galleryでは、山本雄教(1988年京都生まれ)『青いテントと五つの輪』 展を開催いたします。

   山本は、普段は目にも入らないような些細なものにも、その単一の価値を遙かに超越した偉大さにつながる可能性が秘められていると考えている。「米粒の輝きに虹を見るように、財布の中の一円硬貨の汚れに人間の跡を見るように、ブルーシートの青色に富士山を見るように。」世界の本質は、遠いところにあるのではなく、すぐそばにあると言う。

   日本画家安田靫彦の「一枚の葉っぱが手に入ったら、宇宙全体が手に入るでしょう」という言葉は、山本の制作に大きな影響を与えている。「これは描く対象に無心で接することを説いた言葉であるが、私はその本来の意味とともに、葉っぱという小さな対象が宇宙という遙かにスケールの大きなものにつながっていくところに、視界が一気に開けるような感覚を覚えた。一枚の葉っぱが足下に落ちていたとしても、見ようとしなければそれはただの葉っぱでしかなく、あるいは葉っぱですらない。しかしひとたびそこに目を向ければ、そこには宇宙を見るかのような世界が広がっている。安田靫彦の言葉から、私はそのような思いを持った。」と山本は言う。

   東京五輪が2020年に迫ってきている今を、山本は学生時代に目にした光景を思い出しながら制作をしている。一番印象的なものは、国際競技場裏の公園に暮していた人々のブルーシートテントであった。当時の五輪招致活動の垂れ幕は、彼らを覆い隠すようであったと山本は語る。その後、五輪の開催が決定し、それらの人々は強制退去を命じられたようだ。東京五輪開幕は、日本全体にとって否応無しにひとつのゴールとして掲げられる。しかし、最高の晴れ舞台にするために、多くのものを犠牲にし、隠さないといけない。見たくないものをブルーシートで覆ってしまうように。山本は、見落とされそうなものに視点を集中させ、それを自身の表現に取り入れ、今展の作品を通して、オリンピックを目の前にした現代社会と、覆い隠しても決して消えることのない現実に観覧者の目を向かせる。ぜひこの機会にご高覧ください。


 

 


 











 



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